訪問介護サービス(ヘルパー)ができること できないこと  まとめ

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介護士夜勤 介護保険

こんにちは藤です(^^♪

ヘルパーさんはなんでもしてくれるの?

ヘルパーと聞くといろいろ何でもやってくれると期待してしまいこんな質問が多く聞かれるのも事実

訪問介護(ヘルパー)は基本、介護保険制度にのっとってサービスを提供するので、すべて行うことができるわけではなく、援助内容の中には行えないこともあります

ここでは、訪問介護でしてもらえること、できないことをおさらいでまとめました

この記事でわかること

  •  訪問介護で何ができるのかがわかる
  •  訪問介護のできないことがわかる
  •  他に利用できるサービスがわかる

介護保険で訪問介護を適切に利用できるようにしていきましょう(^^♪

訪問介護(ヘルパー)が行うサービス

高齢者

おさらいですが、訪問介護は、
利用者が在宅で自立した日常生活がおくれるように、訪問介護員が利用者宅を訪問して、介助面における「身体介護」や家事面における「生活援助」を行うサービスのこと
を言います

今回は特に、「生活援助」の部分のお話しになりますね

ヘルパーができること

・生活する部屋の掃除

・洗濯

・買い物

・病院の送迎

ヘルパー行うことができる大まかなサービス内容の一覧です

それぞれ生活の中で欠かせない物ばかりですので、それぞれ必要に応じて利用していく形です

訪問介護(ヘルパー)が行えないこと

高齢者

行えないことを簡単に言うと上記の行えることの中で「日常的に必要かどうか」で判断される部分が多いです

介護保険では日常生活の中で最低限必要であるものの中で本人が一人では困難であり手伝う必要があると判断されたものに対して訪問介護サービスが提供されるという形になっています

なので、それ以外と判断されるものについては介護保険サービスの範囲外になるという形で訪問介護ではできないということになるのです

具体的にできないものの例は以下のようなものです

普段使わないところの片づけ

倉庫や物置、普段誰も使ってない部屋などは掃除の支援の対象外です

台所や居間、寝室、トイレ、浴室などあくまで普段から使っている部屋のみの掃除をします

大掃除

窓ガラスを全部拭いたり、換気扇周りを掃除するなどは毎日行うものではありませんよね

たまに行うような大掃除の内容については行うことができません

電球の交換 

たまに切れてしまいますが定期的に行うことではないので訪問介護では行えません

草むしり

こちらも季節により頻度が違いますので定期的に行うものではないですね

電化製品の修理 

ものによっては難しい物もありますし、こちらも壊れないとやらないですから

生活必需品以外の買い物 

これはよくあるのですが、お酒やたばこのような嗜好品や猫や犬の餌なんかも買うことができないようになっています

病院の中まで付き添う

病院の送迎は通院乗降介助というサービスですが、これはあくまで送迎のみですので、病院の中は自分かもしくは病院の職員さんに連れて行ってもらう必要があります

なぜ制限があるのか?

これは簡単にいうと介護保険が「自立支援」という理念に基づいて考えられている制度だからということが言えます

自立支援とは、その人が自分で生活することが継続できるようにすることを目的として支援をしていくやり方です

ヘルパーに何でもやってもらって、自分のできることもやってもらうでは自立支援になりません

あくまで、どうしてもできないところをお手伝いしながら自分でできるところは一緒に行うなどのやり方で支援していくのです

ヘルパーさんは家政婦ではないので、多少の臨機応変さはあっても基本は時間内にプランの中で位置付けられたものを行うという形なのです

訪問介護を利用するときには、何をしてもらうかを担当ケアマネと事業所の担当者とよく相談して決めていってください

他に利用できるサービスについて

では、他のところをどうしてもやってほしいというときはどうしたらいいか?

介護保険外のサービスを利用する方法があります

シルバー人材センターに派遣してもらう

先ほどの草むしりや大きなものの片づけなどには、お住いの地域にあるシルバー人材センターに派遣してもらうのがいいと思います

庭の手入れや定期的ではない作業については助けになりますし、費用もそれほど多くはかからないので利用しやすいかなと思います

家政婦をお願いする

家事の代行をしてくれる自費のサービスですね、普段使っていないところの掃除や家事を行ってくれます

費用はそれなりにかかるとは思いますがこちらも定期的にではないことで訪問介護でもできないところはやってもらうのもいいですね

自費サービスとしてヘルパーを利用する

訪問介護の事業所によっては介護保険を使わずに自費で利用ができるところもあります

通常は訪問介護のサービスとして行い、家政婦が行うような部分をどうしてもやってもらいたいときに自費に切り替えて利用することができるサービスになります

いつもヘルパーとして来てくれるかたが、自費の部分もやってくれるのは安心です

しかし、各事業所でやっているところとやっていないところがありますのでそこはよく確認しないといけないところですね

費用ももちろん介護保険で利用するよりかかります

まとめ 訪問介護は生活の中で最低限行わなければならないところだけお手伝いしてくれる

訪問介護は、介護保険の中でも高齢者世帯の方や一人暮らしの方によく利用されているサービスになりあすが、この記事でお話ししたように残念ながらなんでもやってくれるものではないことを理解して利用していただくのがいいです

ぜひ、自分でもやれることを継続しながらヘルパーさんと一緒に頑張って生活していけるようにしましょう

もし、必要になった自費のサービスもありますのでそちらを活用してみてください

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