【緊張しないでアピールできる!】介護職の面接試験でよく出る質問22個を解説!

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介護の仕事

こんにちは藤です(^^♪

転職希望

介護の仕事で転職を考えているが、面接での質問はどんなふうに答えたらいいのか? 自分をアピールするために適切な質問回答を知りたい!

面接試験て、なんだかんだ言って緊張するものですよね

僕がそんな悩みを解決します!

自己紹介

 介護業界25年 介護のことならなんでもお任せ!

地域包括支援センターの主任介護支援専門員をしています

介護福祉士 介護支援専門員 の資格所有!

転職は今まで2回経験!

僕はこれまで2回転職していますが、1回目の転職後に管理者となり、人事や採用にも携わった経験があります

なので面接を受ける側、面接をする側、それぞれの立場で経験した知識やノウハウを解説することができます

ちなみに2回目の時は40代

ある程度経験者として受けた採用試験ではありましたが、事前にいろいろ調べて対策しました

そんな知識も踏まえて説明していきます

この記事では、介護職の採用試験における面接試験の重要性や基本的なルール 、よくある面接の質問例 、面接官側の意図や適切な回答例など解説、悪い例も解説します

この記事を読むことで、採用試験の際に安心して面接に挑むことができ、自分の価値を十分にアピールすることができるようになります

希望する待遇で採用される確率も上がりますよ!

介護職の採用試験で面接試験が重要なわけ

最初に解説したいのが、介護職の面接の重要性です

介護事業所や施設で、採用試験をするときにほとんどの場合、面接試験があります

なぜ、介護職の面接試験が必ず行われ、重要視されるのかと言うと

「介護の仕事はその人の性格や人となり、仕事(高齢者の介護)に対する思い」

というのがとても重要だからです

その根拠は3つあります

  1. 介護職員の接遇や介護の技術や知識がそのまま利用者のケアに直結するから
  2. そのケアの評価の結果が、施設や事業所の評価に直結するから
  3. 事業所、施設評価が落ちれば利用者が減り、経営が立ち行かなくなる

普通の会社でも当てはまることではありますが、特に介護の仕事は相手(お客さん)は高齢者で介護を必要とする弱い立場の人です

その人たちに直接支援をしていくわけですから、現場で働く職員一人一人のケアの力量や資質はとても重要になってくるわけです

介護の仕事はいいものを作り上げるわけではなく、あくまで「いいケア」を提供することで初めてその対価が発生する

まさに介護職員は職場の財産ですよね

それだけいい人材がそろうことは職場にとってとても重要なことになってくるわけです

介護職の面接試験での基本的なルール

次に、面接試験での基本ルールを解説していきます

これは、一般的な企業の面接でも同じようなことかなと思いますので参考にして準備に役立ててください

介護職の面接試験での見た目

面接官はまずその人の見た目で第一印象が決まります

これは、人と会うときも同じですよね

初めて面接官と会うときはそれなりの格好や態度で望みましょう

  • 服装は基本スーツ
  • 髪型は清潔感のあるもの茶髪は極力やらない
  • ピアスなどは派手ではないもの
  • 笑顔で対応する

職場によってはピアスや茶髪、男性の髭など禁止しているところもありますので、その点十分に注意する必要はあります

私が採用面接をしていた時は、スーツではなくジーパンで来た人がいました・・・

いくら経歴が良くても見た目で低評価を受けてしまうのはもったいないですよね

「自分のポリシーだ」なんていう方もいるかとは思いますが、面接試験はポリシーでは受かりませんのでその点は十分配慮しましょう

介護職の面接試験での話し方

面接試験は基本、質問に対して回答していく形だと思いますが、その時の態度や話し方も見られていることを忘れずに望みましょう

  • ハキハキしゃべる
  • 言葉遣いは丁寧に
  • 視線を合わせながら
  • 長たらしく話さない
  • 結論から話す

長々と自分語りを始めてしまうと試験管におかしいと思われてしまいますので、回答は結論からはなし、その根拠を付け加えるような流れがいいと思います

緊張してうまく話せないという方もいるかと思いますが、事前に練習したりすることで本番で緊張せずに話ができるということもあります

介護職の面接でよくある質問とその意図 良い質問例と悪い質問例

ここからは面接試験時の質問例を1つ1つ、その意図と良い質問例、悪い質問例の順で解説していきます

少し長くなるかもしれませんので、目次で気になる質問をクリックしていただければそこからも見られますので確認しながら読んでくださいね

これまでの経歴を教えてください

経歴は履歴書にも書いてありますが、この質問をする場合その人が自分のことをきちんと把握して答えられるかを確認するためという意図があります

細かいところを忘れてしまって答えられないこともあるかもしれませんが、嘘をついてしまうのは行けませんので注意ですね

良い例
高校を卒業して介護の専門学校に入学しました。卒業と同時に介護老人保健施設へ就職し、3年6か月勤務した後、自分の実家に戻るため転職をしています。転職先もたまたま介護老人保険施設だったのですが、勤務10年目です。
悪い例
専門学校卒業後に訪問介護の事業所へ入りましたが、ヘルパーの仕事が大変だったのですぐに辞めました。その後も転職しますが人間関係や仕事内容が合わず3か月持ちませんでした。

悪い例のように本当のことであっても、自分のアピールになっていない表現はしないほうがいいですね

面接官にもわかってもらえるような表現の仕方で、きちんと説明しましょう

前職等の退職理由を教えてください

これは必ず聞かれるのかなと思います

この質問の意図は、前職で何があって退職を決意したのか、もしかしたら職場でのトラブルや人間関係でネガティブなことがあったなど、どちらかというと悪い理由があるようであって場合にその時の本人の気持ちなどを確認するためです

良い例
前職での勤務は、利用者さんや職員の人間関係など良好で働きやすい事業所でした
しかし反面、業務改善や利用者さんへの対応の検討などがうまくいかず、やめてしまうスタッフもいたため、長い期間改善されない課題も多くありました
自分の力不足とも思い、今回の志望動機でもある自分の能力を高めたいという思いが強くなり退職を決意しました
悪い例
人間関係も利用者との関りが良かったのですが、上司がワンマンで職員の話を聞いてくれずやめていく職員もたくさんいました。自分もその上司が嫌なので他の職員同様に辞める決意をしました。

実際ネガティブな理由もあるとは思いますがそのまま伝えてしまうと「この人はネガティブなことがあるとやめるんだ」という印象になってしまいます

良い例のように言い方を工夫して伝えることで、印象が変わると思います

この質問をされることを想定して、十分考えておいたほうがいいですね

この職場を選んだ動機を教えてください

これは必ずと言っていいほど聞かれますね

たくさんある事業所の中でなぜこの事業所を選んだのか?というのは「どこまでこの事業所を調べたり、魅力と感じてくれているのか、それとも何も考えずにただ募集してきたのか」がよくわかる質問になります

良い例
前職にいた時に仕事の関係で、貴事業所に訪問させていただいたことがります</p>
その時の職員さんの利用者さんへの対応の仕方がとても丁寧で、興味を持ったことが最初のきっかけです。
それからホームページなどを調べたりして、とても充実した教育体制を整えていたり、福利厚生もしっかりとされているのがわかり「自分もこの事業所で仕事をしたらもっとスキルアップできそう」と考えたため、貴事業所を志望いたしました。
悪い例
求人票をみて、他よりも給料が高く、自宅から近かったので貴事業所を志望いたしました

給料面や通勤の都合などは自分のことだけですよね

それもあるあかもしれませんが、それでもこの事業所を選んだ理由としては浅いですよね

良い例のようにきっかけとなったエピソードや自分が成長できると想像できた根拠などを説明すると志望動機としては説得力がでます

入職できたらどんな仕事がしたいですか?

この質問の意図は、この事業所に入職した後にどんな努力をしてくれて何に向かって頑張ってくれるのかを確認したいからです

良い例
貴事業所に入職できた際は、自分のこれまで経験してきたことを活かし、さらに貴事業所の理念である○○ということを念頭に他の職員さんとさらにいいものが作れるようにしていきたいと考えています。
特に貴事業所でも掲げている認知症の対応については自分も前職で研修に参加しており、役立てるのではと思っています。
悪い例
利用者の身体介護はずっとやってきたので頑張りたいです、特に排泄介助はとても早く終わらせられます。

こちらも先のことがポジティブに想像できて、具体的に表現したほうがいいですね

悪い例のように具体性に欠けていて、早くできるなどちょっとずれているような回答では印象が悪くなりがちです

いつから勤務できますか?

採用する事業所にとってもいつから入ってくれるのかは勤務の都合など考えていくために重要なところですので確認のための質問になります

良い例
できればすぐにでも勤務したいところではありますが、前職の引継ぎ業務や自分の仕事をしっかりとやり遂げていきたいという思いもあります
ですので、大変申し訳ありませんができれば〇月付での入職を希望しております。
悪い例
前職を退職する時に有給消化したいので、〇月付での入職を希望します。
実はまだ退職届を出していないのでもう少し伸びるかもしれません。

質問の意図の中には「この人がどれだけ仕事に真剣にまじめに取り組めるのか」といった考えを聞き出すという側面もあります

良い例のように前職についてもしっかりとやり遂げてから転職するという考えを示すことは良い印象を与えます

悪い例のように自分の都合ばかりを並べたりするのは印象悪いですよね

しかも退職届を出していないとなると「本当にこの人はうち来る気があるのか?」となってしまいますよね

残業や夜勤は可能ですか?

これは特に施設など、夜勤がある事業所は必ずと言っていいほど聞かれますね

事業所での勤務を組むにあたって、その人がどのくらいの不規則勤務ができるかは重要な部分なので確認の意味での質問になります

良い例
基本的には夜勤もやるつもりで考えております。ただ、子供がまだ小さく頼る人も限られているので回数はそれほど多くはできないとも考えています。月2~3回程度なら可能です残業も必要な物であれば1時間程度は可能ですがこれも子供のことがありますのであまり頻繁には難しいです
悪い例
夜勤は月5回にしてください。残業はできません。

できない明確な理由を提示しながら、職場のことも配慮した返答が理想です

無理に夜勤や残業ができますと答えなくてもいいですが、お互いの都合を考えながら返答していると評価されると思います

家族構成を教えてください

これは僕が管理者をしていた時の職場で必ず聞いていた質問でした

家族状況がどんな状況かなどを確認することは、その後の勤務に影響することなどないかの指標になり、受験者が家族のことをきちんと答えられるかなどを見るということが評価できます

良い例
(上の人から)祖父、祖母、父、母、妹と私の6人暮らしです。妹はまだ学生で、祖母が介護認定を受けていて、母が介護しながら介護サービスも利用しています。父は会社員で現役で働いています。
悪い例
父、母と3人暮らしです。

悪い例はこれでもいいとは思いますが、良い例のようにもう少し具体的なものを付け加えたほうが家族のちょっとした状況が把握できて、勤務に影響することはないかが把握できます

祖母、祖父が同居の場合は介護についての意識が高い傾向にありますのでそういうことも採用の指標の一つとなりえます

仕事で大切にしていることは何ですか?

この質問もよく聞かれますね

受験者の仕事に対する価値観を評価するための質問です

良い例
私は介護の仕事は、お互いのコミュニケーションが大切だと考えています。
介護の仕事は人と人との関わりなので、その中でお互いの会話やスキンシップはその人にたくさんの安心を提供できると思います。自分の年齢からすると利用者様にとっては孫のような歳ですので、そんな関係性を築きつつ、でも礼儀はわきまえながら自分と関わった利用者様が安心できる関りを持ちたいと考えています。
悪い例
私は介護の仕事はいち早く業務を進めていくことが一番大切だと思っています。施設ではたくさんの利用者様がおられ、一人一人の介護を迅速に進めていくことが必要です。一日の流れを適切に遂行するためにも貴施設の施設のマニュアルを早く覚えていきたいです。

悪い例については、だらだら業務をしないという意味では間違ってはいない面もあるとは思います。しかしそこを一番大切にしているということは、利用者のことを考えずに業務中心の行動になってしまう可能性があり、適切ではありません

面接でそのように評価されてしまわないように、介護の仕事という根本的なところから考えておくことが重要になってきます

前職で学んだことや気づき、失敗したころや成功したことを教えてください

介護の仕事をただやっているだけなのか、仕事の中で学びの姿勢があるのかは入職した後も成長に向けて意識して勤務できるのかを判断するのは大切なところですよね

そんな評価をするための質問です

良い例
前職で気づいたことは、認知症や寝たきりでコミュニケーションが取れない方でも、こちらの関わり方次第で反応があり、まったく交流できないわけではないのだと感じたことです私はこのことに気づいてから、コミュニケーションの仕方が変わりました。通じない方でも話し方に気を付けたり、伝わるような工夫をするようになりました。
悪い例
特にありません。

何もないということは、何も考えないで勤務していたのかと評価されてしまいます

成功したことだけでなく、失敗してしまったことでもそこから気づいて前向きに修正したなどの内容でもいいので考えておくといいと思います

目標やキャリアプランはありますか?

これからの目標や入職した後も何か目指しているものはあるかを確認する質問ですが、そこに向かって頑張っていける人なのかどうかを見るための質問です

良い例
私は現在介護福祉士を取得しておりますが、後々は介護支援専門員を取得することを目指したいです。介護の仕事をするうえで、介護保険制度の知識を習得するのは必須と考えております。そのためには介護支援専門員を取得することが一番の近道であり、職場でも活用できるものだと思ったからです。
できれば施設ケアマネや居宅ケアマネ 後々は主任ケアマネにも可能であれば挑戦したいです。
悪い例
特に目指すところは特に考えていません。

資格取得を目指すのでなくても、日々勉強しながら成長していきたい。後々は管理職を目指したいなどのスキルアップでもいいですね

何もないといってしまうと「やる気がない」と評価されてしまう可能性が高いです

自分の長所と短所を教えてください

自分をどのように自己評価しているのか、自己分析しているのかを確認する質問です

日々、自分を見つめなおして改善している姿勢は仕事にも影響しますよね

良い例
自分の長所と考えているのは、誰とでも気さくに話ができる性格と思っています。対人援助の業務では利用者様だけでなく、同じ部署の職員や他職種の職員、外部の事業所の方や、ケアマネさん等たくさんの人と関わりを持つ職業でもあります。
この点については自分の長所は活かせると考えています。短所は失敗するとしばらく落ち込んでしまうことです。自分が苦手としているところでは自信のなさが出てしまい、うまくいかなかったことに落ち込みすぎてしまうのは改善していかなければと考えています。
悪い例
長所は優しいところです。短所は少し短気なところです。

悪い例では簡単に説明しすぎて、幼稚に見えてしまいますよね

長所と短所のそれぞれ思うところを具体的な場面なども用いて説明するとわかりやすく自分をきちんと分析している見られます

何か趣味や特技はありますか?

プライベートでどのように過ごしているのか、仕事以外の部分で熱中しているものがあって、ストレス解消できているのかなどを確認する質問です

仕事以外で楽しんだり熱中することがあればメリハリが付けられる人かどうか判断できます

良い例
私は趣味でランニングをしています。毎朝のジョギングから週末は長い距離をランニング仲間と走ったりしています。大会などがあるときは出場することもあります。先日は○○マラソンに参加し完走しました。この趣味があることで仕事にも張り合いが出ていいと思っています。
悪い例
趣味などは特になく休みの日は疲れているので自宅でゆっくりしています。ゲームをしたりしています。

趣味がないという方もいるかもしれませんが、休日の過ごし方や日常の活動(家事や掃除など)でこだわって行っていることがあるなどでもいいので、ここでも自分をアピールすると思って回答しましょう

仕事や趣味以外で興味があることは?

これは新たに何か興味があってそれに挑戦や学ぼうとしている姿勢があるか。好奇心があって前向きに取り組む姿勢があるかを確認するための質問です

良い例
私は最近投資に興味があり今勉強しています。今後のことを考えて貯金だけでなく、株式投資などでもたくわえを増やしたいと考えています。経済の勉強にもなるのでいいと思っています。
悪い例
なかなか時間がなくてそういうものは取り組んでいません。

小さなことでもいいので普段行っていること以外でも積極的に興味を示して取り組めるかというところを確認する質問ですので考えておくといいと思います

仕事をしていてうれしかったこと、悲しかったことを教えてください

仕事をするうえで、良いこともあれば悪いこともある

そんな中でどのように感じて今後に活かせているのかなど、積極性や意欲について確認する質問です

良い例
私は前職で、施設の勤務でしたが認知症の利用者様への対応がうまくいかず、とても悩んでいました。でも、先輩や上司の方に聞きながら取り組んでいきその問題も解決できました。介護の仕事は良かれと思ってやっていても本当にその人の気持ちになって考えていくことで良い方法が見つかるときがつきました。
悪い例
特にありません。

ただ仕事をするだけでなくその中で得られるものはたくさんあります

しかし、それをしっかり意識できるかどうかは個人の力量というものもありますので、この質問をされた時に特にないと言ってしまうと何も考えていないのか?とみられてしまいます

普段から考えておくのがいいですね

腰痛など体の調子はどうか

もし入職後に腰痛があったり、持病があるとすぐに治療や働けなくなるなどの心配が出てきますのでその確認のための質問です

良い例
私は以前から腰痛があります。いつもは痛みはないのですが勤務で無理をしたりすると痛くなってしまい、利用者様を抱えたりすることができなくなってしまうこともありました。それから無理をしないようにと自分でも心がけるようにして定期的に整形外科や接骨院に通ったり自分で筋トレをするなどなるべく腰痛が発生しないように気を付けています
悪い例
以前から腰痛があって、痛いときはやすませてもらうときもありました。貴事業所でもご迷惑をかけると思います。

腰痛や病気があることを隠しても仕方ないので、そこは正直に話しながらそれに対してどう向き合っているのかを説明するのは大切です

休んでしまうなどは仕方ないことでもありますがそうならないように自助努力を指定かどうかを離すことがポイントになります

希望の年収は?

聞かれない可能性もありますが、前職がある場合はそこから少しでも高い年収で入職したいと希望する方も多いかと思いますので、希望している金額が事業所として可能かどうかを判断するために質問します

良い例
私の前職の年収は○○ですが、貴事業所に入職するにあたっては少しでも多くいただくことができたら助かるところです。もちろんそこは、自分のスキルを十分に活かして努力していくことはそうしていただくうえでの大前提だと思っています。今後は役職などにも挑戦していきたいと思っていますのでその中で徐々に上がっていくことも期待しています。
悪い例
私の前職の年収は○○ですが、貴事業所に入職した際は○○(平均よりもはるかに高い金額)を希望します。

年収があがることを期待するのはいいのですが、事業所それぞれに出せる人件費の限度や収益のバランスなど都合があることはわかっていると思いますので、急に無理な金額を提示するのは自分のことだけを考えていると判断されてしまいかねません

自分の向上と共に年収も上がっていくことを理解しつつ、努力していくことをアピールしていくのがいいと思います

他に受けている介護事業所はありますか?

今受けている以外にも入職する希望があるのかどうか確認する質問です

良い例
貴事業所以外にももう1箇所受験しようと思っている事業所があります。ただ、第一希望は貴事業所です。
悪い例
いくつか受験しようと考えています。どこか受かればいいなと考えています。

タイミングや都合によっては、いくつかの事業所を受験することはあっていいと思いますので正直に答えていいのかなと思いますが、受験している以上入職する意欲があることはアピールしていく必要がありますね

最近の介護のニュースで気になったことは?

介護という仕事にたいして、自分でどのくらい情報収集しているのかを確認する質問です

良い例
最近介護系の新聞に載っていた、介護事業所や施設にiotの活用が注目されているという話題が気になりました。これからは普段の生活の中にそういった先進的な技術が導入されることで、利用者様がもっと快適に安全に暮らしていける環境が作れると思います。そのためには私たちの学習も必要と考えます。
悪い例
特にないです。介護の情報などはみていないです。

自分が働いている分野の最新の情報を興味を持って収集しているかどうかは、その仕事へ真剣に取り組んでいるかどうかの姿勢がみられるところです

何もないでは意欲がないと判断されてしまいます

普段からそういった情報は介護専門のニュースやサイト等でチェックしておきましょう

最近のニュースで気になったことは?

介護の情報以外でも、常に世間の動向や話題になっていることをどうとらえているか確認する質問です

良い例
最近では、リモートワークなど在宅での勤務が話題になっていますが、出勤してする必要がない仕事はリモートで行うというのは効率がいいと思います。今後働き方はどんどん変わっていくのかなと思いますが、介護の仕事は利用者様がその場所にいる、来る限り人がそこに集まらなければならないのはこれからもしばらく変わらないと考えています。人間の支援はまだ人間が行わなければならないと感じています。
悪い例
特にありません。ニュースは興味がありません。

世間のニュースや話題になっていることをどれだけ関心を持っていているかは、何事も積極的に行動しているかどうかの判断になります

何もないでは意欲的ではないと評価されてしまうかもしれませんので、聞かれても大丈夫なように普段から何かしら興味を持ってみていることは面接試験でも役立ちます

ストレス解消法などはありますか?

仕事以外で疲れたりストレスを抱えてしまうこともあると思いますそういったことをかいしょうするための行動をとっているかどうか確認する質問です

良い例
休みの日はしっかりと体を休めるために、前日あまり夜更かししないようにして睡眠をしっかりとる様にしています。日中は家族との時間が大事で、子供と遊ぶことが今のストレス解消になっています。
悪い例
特に何もしていません。お酒が好きなので、晩酌は毎日しますが休日前は飲みすぎてしまい休みの日は二日酔いで寝ていることが多いです。

どんな解消法でもあればそれでいいとは思いますが、それがきちんとストレスを解消で来ているものかや、自分の健康にも配慮されているものかが大切になってきますので、あまり不健康そうなストレス解消は話さないほうがいいかもしれません

その辺はどんなことを話すか事前に考えておく必要がありますね

なぜ、介護の仕事を選んだのか?

特に、新卒や他業種からの転職の際に聞かれる質問です

いろんな職業がある中でなぜこの仕事を選んだのかという根本的なことを確認する質問です

良い例
私は昔から共働きだった両親の代わりに祖母、祖父に育てられました。なのでおじいちゃん、おばあちゃんは好きでその影響もあって大きくなったら今度は自分がお世話をしてあげたいと思っていました。学生の時にボランティアで訪問した介護施設でも経験も介護の仕事をしようと決意した一つの要因です。
悪い例
介護の仕事はこれから需要が高まると思い、なんとなくこの仕事なら就職に困らないだろうと思いこの道に進むことを決めました。

介護の仕事は需要が高まっていることは事実ですが、そこに込めた思いが中途半端だと、入職しても続くのかなと疑われてしまうかのせいがあります

自分が本当に介護の仕事がしたいと心から思っていることをしっかり伝えられるようにきっか家になったことなど含めて話をするのがポイントになります

最後に何か質問は?

逆に面接官から質問されるのは最後によくあるパターンです

面接で話したこと以外で聞いておきたいことはないかを確認するもので

良い例
面接で丁寧にお話しを聞かせていただいたので特にありませんが、お話しになかった職場の研修体制などはどのようにされているのかお聞かせいただけないでしょうか?
悪い例
特にないです。

特にないのであればそれをそのまま伝えていいですが、自分が聞きたいことは面接できちんと確認できましたときちんと理解できたことを伝えたほうが、面接を真剣に取り組んだと判断されると思います

もし聞きたいことがあれば、遠慮なく聞いてきちんと確認していることをアピールしましょう

介護職の面接試験でよく出る質問 まとめ

面接試験はどんな質問がくるか、こればかりはわからないし、だからこそ緊張します

今回は長々とたくさんの質問と回答例を解説させてもらいましたが、この一つ一つを一度自分で答えてみるのがいいのかなと思います

そうすることで、練習になるし、質問された時に「あ、あの質問だ」と余裕ができるんですよね

余裕ができれば面接で緊張せず落ち着いて話すことができるようになります

自分をアピールし、これまでの経験や努力してきたことを認めてもらうためには、余裕をもって面接に挑みましょう

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