遠距離介護のすすめ 遠くに住んでいても心配ないようにする方法

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高齢者 高齢者の生活

こんにちは藤です(^^♪

藤

自己紹介

 介護業界25年 介護のことならなんでもお任せ!

地域包括支援センターの主任介護支援専門員をしています

介護福祉士 介護支援専門員 の資格を持っています!

遠距離介護をされているご家族さんが今、増えています

遠距離介護とは

子供たちが遠方に住んでいて、親が(もしくは親たち)実家など別に暮らしていて、定期的に帰省し介護や身の回りのお世話をしているという状態です

65歳の高齢者世帯もしくは一人暮らし世帯の割合は、昭和55年ごろは全体の30%がでしたが、平成28年ごろでは56.9%まで増えていると内閣府の調査で分かっています

私が担当して支援している利用者さんたちもそういう状況の方たちがかなり多いです

先ほど計算してみたところ実に6割の方がそういう状態であることがわかりました

自分でもびっくり(‘Д’)

そしてこれらの数値は今後も増えていく可能性が高く、今遠距離介護をしていなくても後々遠距離介護をする可能性があるという方も多いのではないでしょうか?

この記事ではそんな時にどのように行動したらいいか、お話ししていきたいとおもいます

この記事をこの記事を読んでわかること

遠距離介護をするとどうなるかがわかる
遠距離介護をするための準備とどのようにしたらいいかがわかる

大切な人により良い生活をしてほしいという気持ちはあると思います

離れていてもお互いに安心できるようにこの記事がお役に立てればと思います(^^♪

遠距離介護をしたらどうなるか?

まずは遠距離介護をもしやる、やっているという状況はどのようなことが起きるのかをお話ししたいと思います 今回は良い部分やここは大変になるかも?というところをわかりやすくメリット、デメリットとして紹介します

もちろんいい悪いではなく、そうせざる負えないのが遠距離介護ですから「遠距離介護をするとこういうことが起こる」とイメージできるようにお話ししていきます

遠距離介護をするメリット

自分の仕事や生活を大きく変えなくていい
親は住み慣れた家に住み続けることができる
同居介護でありがちな軋轢(あつれき)が起きにくい

自分の仕事や生活を大きく変えなくていい

遠距離介護をすると自分が住んでいる場所、職場などの環境は変えなくても良いので大きなメリットだと思います

介護離職ということも社会問題になりつつありますので、介護するために仕事を辞めるという選択肢が極力ないのが理想なのではないでしょうか

親は住み慣れた家に住み続けることができる

高齢者本人にとっても住み慣れたウチに住みたっけられるのは心身の安定に繋がります

親を介護するために自分のところに呼び寄せた場合、本人の身体状況の悪化や認知症を発症したり悪化する可能性が出てきます   よく聞きますね(;一_一)

親のほうを呼び寄せることも選択肢の一つだと思いますので家族同士よく話し合っていただいて、高齢者は住み慣れた家でずっと住み続けたいと願っている方は多いということと、遠距離介護ではそれがかなうということはあると思います

同居介護でありがちな軋轢(あつれき)が起きにくい

こちらも、全てそうなるわけではありませんが、同居して介護するとなるとどうしてもお互いの主張や思いが食い違い、場合によっては喧嘩になることもあるんじゃないかと思います

遠距離介護であればそのようなことは起きないですよね

遠距離介護をするデメリット

 親元に通うことで経済的負担が大きくなる可能性がある
 長距離移動する場合、体力、時間的にきつくなる
 いざというときに駆け付けられない 

親元に通うことで経済的負担が大きくなる可能性がある

何より遠距離介護ですから、親のところまで行かなければならない負担はどうしても出てきてしまいますよね

たしかに、新幹線できて、病院に連れていくの都度タクシーを使うとなるとそれも金銭的な負担になります

長距離移動する場合、体力、時間的にきつくなる

遠距離になればそれだけ負担は大きく、通う家族の体力や時間もとられてしまうのでかなり負担になってしまいます

私が担当している方のなかでも、新幹線など使わずかなり遠方からわざわざ車で来る方がいて、本人を病院に連れていくためなのだそうです

いざというときに駆け付けられない

家族が遠方にいつことの最大の心配事はここだと思います

遠距離介護の具体的対策

次に遠距離介護する上で具体的に何をしていけばいいかをお話ししたいと思います。

・住宅環境を整える
・必要そうなサービスを利用できるようにする
・もしもの時に備えられるようにしておく

住宅環境を整える

本人が生活していて、不便になったり危険がないようにすることで

具体的には、例えば

・火の元が心配であればガスコンロからIHにする

・洗濯物を干しやすいように1階にしたり、低い物干しにする

・玄関からトイレ、浴室などの環境につかまって動作できるように手すりを設置する

本人の生活状況と身体状況、認知状況によってどのようにすれば安全に生活しやすくできるかを考えながら設定していきます

しかし、環境をすべて変えてしまうことによって逆に本人がいつもの使い勝手と違ったりといった感じで不便になってしまう可能性もあり、ここについてはきちんと吟味したほうがいいですね

担当のケアマネさんと、福祉用具の事業所などとよく相談して本人の意見ももちろん聞きながら設定していきましょう

必要そうなサービスを利用できるようにする

これは、介護保険でのサービスだけではなく、行政などで提供しているサービスも含めてです

例えば介護サービスで言えば、自宅での生活では家族と離れて暮らしているとなると自分でしなければいけないことが多いため、体力や筋力を維持するため通所サービスを使う、または、できない部分は訪
問介護ヘルパーを頼む
などによって解決できるかと思います
また、行政などで、その地域独自に取り入れている福祉事業などもあります

たとえば、配食のサービスや緊急時に警備会社へ通報でき、安否確認してもらえる、緊急通報システムの導入の事業などさまざまなものがあります

これについては、お住まいの地域によって取り扱っているものが違う場合があるので確認するのがいいです
ただ、なんでもつかっておくというのではなく、本人が生活を続けるのに必要そうなものを判断して
使えるように準備しておくようにするという事です

遠く離れていて、なかなか家族通しあうことができず、心配してしまうこともこのように準備できることはたくさんあります

それを実行していることで、心配の度合いはだいぶ違うと思いますし、本人も安心できますね

もしもの時に備えられるようにしておく

この備えのことについては、サービス利用についての相談全般にはお住まいの地域の「地域包括支援センター」が相談に乗ってくれるので、気軽に問い合わせてみてください。

また、今のところサービス利用しないけどひとりだから・・・という時でも一言相談しておくと気にかけてくれると思いますので、相談はしておくといいかもしれません

先ほどもご紹介した緊急通報装置は、一人暮らしの方には安心できるものだと思います

ここで紹介はしていますが、行政のサービスにあるかもしれませんので、いきなり買わないでお問い合わせくださいね

まとめ できる対策をして遠距離介護でもお互い安心して過ごせるようにしましょう

遠距離介護

遠距離介護は毎回通うことになる家族の負担や本人にとってもいつも家族がいないという不安が付きまといます

そんな時に、介護保険サービスを含む各自治体のサービスなどを上手に活用することでその負担は軽減され、安心して過ごす時間が増えるのではないでしょうか

そのためにも何よりも相談していただいて、その状況にあったサービスや支援を受けられるようにしていきましょう

大切な家族が安心して暮らせるようにおてつだいさせていただきます(*´▽`*)

ご紹介した緊急通報の商品リンクを貼らせていただきましたが、説明したように自治体の事業で貸し出しをしている場合がありますのでご確認の上、必要であれば購入も検討してみてくださいあくまで参考ということで(^^♪

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