こんにちは藤です(^^♪
自宅で生活していて、少しだけ助けてほしい時、何か便利なサービスはあるのかしら?介護保険を使わないとサービスは受けられないのかな?
地域での支援サービスはどんな物があるのか?
地域で生活していて少し生活に困ってきたとき、使えるサービスはないか?
あります!
自己紹介
藤 介護業界25年 介護のことならなんでもお任せ!
地域包括支援センターの主任介護支援専門員をしています
介護福祉士 介護支援専門員 の資格を持っています!
この記事では、各市区町村で独自に実施している高齢者の福祉サービスについてその具体的な内容や、利用の仕方、利用する条件などについて解説します
この記事はこんな方におすすめ
- 介護保険以外で使える高齢者支援サービスを知りたい
- いざというときに使えるものを知っておきたい
- そういったものがあれば使っていきたいので利用の仕方を知りたい
この記事を読んでいただれば地域の高齢者福祉サービスがどんなものがあって、どうやったら利用できるか理解できます
福祉サービスを上手に使っていきましょう!
市区町村で行っている高齢者福祉サービスを利用する方法
地域で生活していて、いざ生活に支障が出たり介護が必要になったとき、まずは介護保険を利用することを想像すると思います
しかし、介護保険は制度上さまざまな制約があったり、介護認定されないと必要なサービスを受けることができません
でも、生活していて「ここの部分だけ困っているんだよな」といったことはないでしょうか?そんな問題を解決するのが 高齢者福祉サービスなんです
どんな事業?
市区町村が主体となってそれぞれの地域の実情に合わせた市区町村独自に実施している福祉サービスです
高齢者福祉サービスはどんなものがあるのか?
まずは、どんなサービスがあるのか解説します
実はこの高齢者福祉サービスは、それぞれの地域で行っているサービスが違うため、一概にこれがあって、利用できますとは言えないのです
それでも、私が調べた(1741の市区町村すべては無理でしたが・・・)なかで、一番取り扱っていると思われるものをいくつかご紹介します
マッサージや温泉、タクシー券として使える サービス券
様々なことに使えるサービス券
年間 5000円~10000円分程度支給
住宅改修の助成
手すりの取り付けやバリアフリー化するための改修工事の補助金を支給
10万円~18万円分の補助
介護保険を利用していると利用できないことが多い
購入時に使える介護用品の給付券
大人用おむつや、介護用品を購入する時に使える給付券
年間 3万円 ~ 8万円程度
介護保険利用者で要介護度の重さによって支給金額が違う
緊急通報システムの貸し出し
自宅に設置できる緊急通報システムを貸し出してくれる
月額の利用料金がかかる場合あり 月額0~3500円程度
寝具の乾燥サービス
連絡すると指定されたクリーニング屋さんなどが、取りに来てくれて布団乾燥などを行い、届けてくれる
年間のサービス券配布 3回~5回分程度
訪問理美容サービス
訪問理美容が自宅へ訪問ヘアカットしてくれる
年間 5回~8回分程度のサービス券配布
ゴミの回収サービス
毎週、ゴミの日に自宅前まで来てくれてゴミを回収してくれる
ゴミ置き場まで行くことがなくなるので便利 ほとんどの場合、無料
ついでに安否確認もしてくれる
配食サービス
地域にあるお弁当屋さんなどからお弁当の宅配を割引で受けられる
通常の料金の100円~200円割引
ついでに安否確認もしてくれる
認知症高齢者の見守りシステムの貸し出し
GPSなどをつかって認知症の人のゆくえが わからなくなってしまった場合に所在が確認できるシステムの貸し出し
無料~1回利用200円程度
認知症高齢者に関しては他にも、地域の方たちが登録してみんなで見守りをするSOS見守りシステムや衣類などにQRコードを付けて、歩いている認知症高齢者がいた場合そのコードで通報することができるシステムを導入しているところもあります
軽度生活支援サービス
簡単な掃除や、家事代行を利用することができる 1回800円程度
私が調べた中でよく提供しているサービスを上げさせていただきました 地域によってはもっとたくさんサービスがあったり、逆に少ないところもあるかもしれません
地域によって条件や、料金などの設定にも開きがありますので、それぞれのお住いの市区町村で確認してください
高齢者の見守りやどんなサービスを利用したらいいかなどをまとめた記事がありますので、さらに参考になりますよ(^^♪👇
高齢者福祉サービスを利用するための条件
利用するための条件について
よくある条件の例
・年齢 65歳以上 75歳以上等
・介護保険申請しているかどうか していると利用できない等
・介護保険を申請していて介護度がどのくらいか
要介護1~5まで 要介護4.5の方のみ等
・世帯 一人暮らしのみ や 非課税世帯等
・所得の制限 世帯の年間の所得が〇〇万円以下等
これらの条件がそれぞれ複数あるサービスもあります
条件として多いのは、一人暮らしや高齢者世帯といった条件が多いですね
基本的には、介護保険制度を利用していないという条件の物が多くあるので、そうする介護保険を利用しなくてもいいが、生活の中で少し不便を感じていたりピンポイントで負担になっているところがあるという方になります
高齢者福祉サービスの利用方法
- お住いの自治体(市役所等)の福祉関係の部署に問い合わせ、または直接行って申請する
- お住いの管轄している地域包括支援センターに問い合わせして申請を手伝ってもらう
- 介護保険申請しているかたで、ケアマネージャーが担当でいる方はケアマネに申請を相談する
これらの方法で、利用を申請することができます
おすすめはやはり、地域包括支援センターにお願いするのが一番です
わざわざ出向かなくても地域包括支援センターの職員が自宅まで来てくれて、どのような福祉サービスがあるのかの説明から、申請の代行までしてくれます
とても、便利!
市区町村で行っている高齢者福祉サービスを利用する方法 まとめ
これらのサービスについてよく言われることは、「サービスがあることがわからなかった」ということ
各自治体でも広報やホームページで掲載していると思うのですが、なかなか目に止まりません
今は必要ないと思っていても、今後必要になった時にまずはこれらのサービスを検討することができるように理解しておくのは大事です
それぞれ細かい部分ではありますが、日常生活のちょっとしたところの助けになる物ばかりですし、金銭的にも補助されるものもあるのでお得です、条件が合えばぜひ使っていくことをおすすめします(^^♪
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