介護士が遭遇する夜勤あるある15選!【改善策も解説!】 

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介護 夜勤 介護の仕事

こんにちは藤です(^^♪

夜勤ていろんなことがあって、体力も使うし大変だ・・・

夜勤のある介護施設や事業所は介護業界ではかなり多い勤務体制の1つ

そして夜勤はその特殊な環境故、様々なことが起こります

今回はそんな夜勤の中でよくある出来事をまとめてみました

さらにあるあるネタを共有するだけでなく、その出来事を前向きにとらえたうえで、夜勤がつらくて大変にならないようにする対策を解説していきたいと思います

藤

自己紹介

 介護業界25年 介護のことならなんでもお任せ!

施設勤務は17年!

地域包括支援センターの主任介護支援専門員をしています

介護福祉士 介護支援専門員 の資格所有!

僕も今は夜勤の業務をしていませんが、若かりし頃は夜勤をするのは当たり前で、その中でも今回解説するあるあるなことは嫌というほど経験しています( `ー´)ノ

僕が経験したことも含め、ただのあるあるネタでは終わらないような内容になっていますよ

この記事を読むことで皆さんの夜勤業務が少しでも楽になればいいかなと思っております

夜勤の業務について

デスクワーク

まずは知らない方のために、夜勤の業務内容について解説していきます

「こんな感じでやっているんだ」とイメージできたらいいです

夜勤の時間

施設によって勤務時間は異なりますが、大体こんな感じで時間が分かれています

17時~8時30分

大体このパターンが夜勤の勤務時間ですね

前日の夕方から翌日の朝までなので2日間勤務したことになります、もしくは最近はあまり見かけなくなりましたが、一晩の夜勤を半分にして「準夜勤」「深夜勤」と1日ずつの勤務にしているとこともありますね

夜勤の業務内容 

夜勤の主な業務内容を解説していきます

こちらも施設によって内容や行う時間帯は違います

  • 夕方の日勤者からの申し送り
  • 夕食の準備と介助
  • 排泄介助と就寝の準備
  • 就寝の介助
  • 深夜のナースコール対応
  • 巡視と排泄の介助
  • 起きている方の対応
  • 朝の準備
  • 朝の排泄介助と離床の介助
  • 朝食の介助
  • 日勤者への申し送り

ほぼ必ず行う業務としてまとめました

介護職が遭遇する夜勤あるある15個!

介護 夜勤

ここからは、介護職が夜勤で遭遇するであろうあるあるな出来事をまとめました

さらに、こういう風にすると楽になるかも!といったようなアドバイス的な内容も解説しています!

年齢で夜勤の疲れが違う

20代、30代、40代と夜勤の業務をしているとそのしんどさが、身に染みてくる年代がありますよね・・私は30代中盤くらいまでは普通に夜勤業務をしていましたが、そのころが体力的に一番しんどかった・・・当時介護職の統括管理者と施設ケアマネ(ケアプランを作る)を兼務していたので、特に仕事量が多いというのもありまして、なかなかつらかったですね(;一_一)

しかし逆に良かったところもあって、ケアマネ業務や管理者業務などを夜勤中の時間が開いているときにやってしまうということもできたのは業務効率化(自分のだけ)ができてよかったなと思っています

その際は一緒に夜勤をするメンバーには一言了解を得たり、もちろんですけど夜勤のやるべきことはきちんとやってから自分の仕事に取り掛かると迷惑がかからないで取り組めます

メンバーによって夜勤業務が落ち着いている

これもよくある話で、あるあるネタでいえばその逆「メンバーによって、利用者さんが落ち着かない、忙しくなってしまう・・・」という声をよく聞きますね

これは、その職員の意欲や、スキル、チームワークが取れるかどうかなど様々な要因で、夜勤の業務がうまく回らなかったり、良くないことですがその職員がいたことで利用者さんが落ち着かなくなったりするということ・・・

結果として利用者さんや他のスタッフ、職場全体に多大な迷惑をかけるなんてこともあります

そうならないために、事前にメンバーとその夜勤の流れなどを見直すことやあらかじめ準備をしておくことは結構重要だったりします

僕は管理者だったこともあり、その辺は全体的に把握するようにしていました

この職員とこの職員が組むとあまりよくない傾向にあるとか、この職員と組んでもらえるとうまく回るなど情報を頼りにしながら勤務表上で配慮していましたね

もちろんそうならないこともありますので、そこは職員を信じて勤務を組んでいきますが、勤務表での配慮が結果職員同士や利用者さんへ、良い影響となっていたと思っています

そうはいっても、これだけの人間が一緒にいるわけですから、その環境に影響されてしまうのはよくあることですよね( `ー´)ノ

緊急時の対応に慣れてくる スキルアップの機会となる

夜勤中に一番緊張する時が「急変した時」ではないでしょうか?

施設にもよりますが、看護師が夜勤に加わっている場合はその看護師の指示に従って緊急の対応をすることができますが、特養やグループホームなどでは介護士だけで夜勤をしている場合が多いですよね

そんな状況でも救急救命の対応(心臓マッサージやAEDの操作など)を行わなければならないので、その知識や技術は習得しなければなりません

あまりやりたいことではないかもしれませんが、そういった対応ができることは介護士としてのスキルアップにもつながっていくことと思っています

また、夜勤中の看取りに関してもよくあること

急変時の対応だけでなく、人の最後を見届け、そして対応しなければならないこの仕事はとても尊い仕事ですよね

認知症介護のスキルがアップする

「夜寝ない」「行動障害(徘徊や異食行為など)がみられる」「夜帰ると言いだす」など夜間におこると大変になってしまうのが認知症の方に対するケアですよね

夜勤中の対応で苦労している職員さんは多いのではないでしょうか

僕もこれについてはずっと関わってきて、一番悩み、いろんな経験をさせてもらったなと思います

認知症の症状は人それぞれであり、さらにその時の体調や原因となるものが違っていることがほとんどです

その人の行動をよく観察しアセスメント(その人について分析し、改善策をかんがえること)をして一人一人に合った対応策をスタッフみんなで考えることが重要になってきます

そういったことを考えて対応していくこと自体、介護士としてのスキルアップにつながっていることもあると僕は思います

大変な状況があったとしても、それを解決していくように試行錯誤してい気うことが自分自身のためにもなっていると思って対応していきましょう

排泄面の対応スキルが格段に上がる

夜間帯のたいへんな作業として、排泄介助があります

複数の利用者さんの排泄介助を少ないスタッフでやるわけですから、なかなか骨の折れる介助ですよね

また、突発的なトイレ誘導や下剤を飲んで排便が・・・これ以上は言わなくてもわかるはず・・・

体力的にも精神的にも苦労する業務となっていますね

しかし何度も対応してくるとその人の排泄パターンがわかってきて、それに合わせた対応ができるようになります

下剤を飲んだらこのくらいにトイレ誘導して、夜間は少し集めのパットで対応、など事前に改善策を実行でき、スムーズに排泄介助することができるようになってきます

これは職員、利用者さんともお互いにとって良いことですよね

その人の排泄パターンをよんで事前に準備し対応することができる

ここまでできれば介護のプロですね!

利用者の睡眠の促しがうまくなる

特に認知症の方や、疾病を持っていてなかなか眠れない方は多く、それに対応するのも夜勤者の大変なところです

何度もナースコールがなったり、認知症の方が起きてきてしまってなかなか寝なかったり

こうなってくると夜勤中は一息もつけない!

なんて日もあるかと思います・・・

しかし、これに慣れてくると一人ひとりの行動パターンやこうすれば寝てくれるといった対応策ができるようになってくるものです

ただ寝てくださいというのではなく、いろんな話をしたり、時にはステーションやフロアでゆっくり話し相手になったり

そうしているうちに眠くなって寝てくれたりといったことはありますよね

認知症の方に対して添い寝する作戦なんかは僕も時々やりました(笑)

仮眠でな短時間ですぐに起きることができる

夜勤中の休憩時間(仮眠時間)はどこの施設もそれほど長く設定していないのではないでしょうか

1~2時間 長くても3時間くらいですかね?

最初はとてもしんどくて眠くて朝方なんかは心臓がバクバクすることがありましたよ・・・(病気なのかと思いました・・)

しかし若い時はそれに慣れるのも早く、その時間だけで起きて活動することができるようになるもの

中には年配の方でもすっと起きて、バリバリ働くことができる人もいますよね

ただ、夜勤をやる方は健康には気を付けましょうね

日中は時間があるから遊ぶ!もいいですがしっかりと休養を取って備えましょう

夜勤がバリバリできて健康的でいられるのは理想的かなと思います

深夜の暗闇になれる 怖さには・・・

夜勤の仕事では夜の巡視や真夜中に起きて活動しなければなりません

そんな中でよく出る話は「恐怖体験」ですかね・・・

見ちゃう人、不可解な現象に見舞われる人、怖い思いをする人

この手の話はどの施設でもあることですね・・・

しかし、慣れてくると「ふ、気のせいよ」と全然気にしなくなる!

いつまでも嫌な方もいらっしゃるかとは思いますが、そんなことでは夜勤はできませんから自然と慣れていきましょう

僕はあまり霊感はないので、あまりそんな体験はありませんが、ある時休憩の仮眠中に枕元に誰かに立たれた感じがあったり、部屋中から歩く音が聞こえたりなんてことがあって、あとで聞いたらその寝ていた場所は元霊安室だったとか・・・(;一_一)これ以上は言いますまい!

夜勤をする職員さんは強い!

夜勤中に勉強できる

前提として、夜勤の業務や利用者さんへのケアをきちんとやってからの話ですけども、空いた時間を活用して勉強できるのも夜勤のいいところ

夜の静かな環境で集中して勉強できるのですごく効率がいいです

僕はケアマネの試験受けるときの勉強をしたな・・・

または、日中できなかった仕事を夜勤中にやってしまうというのも手ですね

僕はケアプランの作成などのデスクワークをやったりしていました

スキルアップにも夜勤はもってこいなのかなと思います!

朝の光でもうひと頑張りできる

普段はあまり早起きせず、朝日を浴びる機会って朝活をしていない限りなかなか難しいのではないでしょうか?

夜勤をしていると無理やり朝活しているようなもんなので、自然に朝日を見ることができます

でもこれ僕的には最高だったなと思っています!

きれいな朝日を見ることができると「もう少しで終わる!がんばれ!」ってなってました(笑)

朝の光を浴びられる夜勤業務は、大変だけどいい体験にもなりますね

モーニングケアの重要性が理解できる

朝のケアをすることも夜勤の業務の1つになっていますが、つくづく朝のケアは重要だなと思わされます

なぜなら身だしなみを整えたり顔を洗うことは一日の始まりを体に知らせるための行動だからです

介護を必要とする高齢者はそれを自分でできないという場合が多い

そのため、介護職が朝のケアに当たるわけですが、しっかりと身だしなみを整えて、顔を洗ってきれいな状態で起きることは本当に重要であり、それを支援している介護職の対応は不可欠であると感じています

朝の申し送りがうまくなる 噛まないように

朝になったら日中の勤務の職員がぞくぞくと出勤してきます

そうなったらラストスパート!

最後の難関は・・申し送り!

夜勤中の出来事や昨日の状態からの変化など、その日の日勤者に申し送ります

大体は一人ひとり名前を言いながら口頭で伝えるやり方が一般的ですが、これが夜勤で寝ずに行うとちょっと意識がぼーっとして、噛みまくってしまうことがあります・・・

ほんと笑われるレベルでかみまくったこともあったな・・・

でも、毎回そんなではいけませんから、何度も申し送りをして慣れるようにしていきます

最後までスムーズに話ができるとやり切った感は半端ないですね!

日中の時間がたくさん作れていろいろできる

夜勤をしているとその準備のため、日中はゆっくり寝ていたりする方もいるかと思います

でもせっかく日中に時間が作れるのでその間にいろいろできるというのはあると思います

銀行に行くなどの用事を済ませたり、買い物に行く人もいるのではないでしょうか

勉強をするなどもいいですね

半分休みと思って、できることをやるのは時間の有効活用になりますね

僕は、午前中に用事を済ませて午後から寝て夜勤の準備をしていましたね

健康面を気にすることができる

夜勤をするとカロリーを消費するので体重が減ったりします

それが良くて夜勤をしているなんて人もいるのではないでしょうか

ただ、夜勤中はおなかが空いて夜中にお菓子を食べたり夜食を食べたりしてしまって帰って逆に太ってしまうという方もおられるようですね

どちらにしても夜勤をやる場合、健康面は気にするべきです

腰が痛くなったり、体調を崩したりすることもありますので注意しながら夜勤をしたいものです

夜勤は達成感や事故重要感が高まる

夜勤は少ない人数でさまざまなことをこなさなければならず、介護職全員ができるわけではないので、貴重な存在と言えると思います

夜勤を一日こなすと、その日の達成感をすごく味わえます

もちろん日勤も重要ですが、夜勤は様々なことが起こりそれを少人数でこなさなければならないというハードルがあります

命に係わることもあるため、夜勤の業務についての責任は重いものになります

しかし、その責任感を乗り越えることでの達成感と、事故重要感はかなりもの!

自分は役に立っているのだと実感できる瞬間にもなるのではないでしょうか?

介護士が遭遇する夜勤あるある まとめ

オークション

いかがでしたでしょうか?夜勤の仕事はとても大変で、時には命を預かる責任ある業務です

そんな中で、頑張っている介護士、看護師さんたちは素晴らしいです

僕も長く夜勤をしてきて、いろんな体験をさせてもらい、かなりつらいこともあったりしましたが、自分が介護士としてスキルアップできたのは夜勤を経験したからだとも思っています

時には利用者さんとの面白いエピソードや楽しいこともありながら、職員同士のチームワークが高まったり、仲良くなったりすることもでき、夜勤をすることはいろんな意味でプラスになることも多いのだなと改めて感じました

これからも、利用者さん、職員、自分のためにも頑張って夜勤をしていきましょう!

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