#にゃらティブ投稿 「なぜ高齢者の家は猫屋敷になってしまうのか?」現状と解決策

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NFT

こんにちは!ふじ(@fujisurf82)です(^^♪

今回は今注目のNFTプロジェクト、LLAC(Live Like A Cat)のDiscordコミュニティーでの企画。「にゃらティブ投稿」ためにこの記事を書きました。

はじめに

日本はどんどん超高齢化社会に突入していますが、僕が高齢者支援の仕事をしているなかで思うこと。

高齢者の家が猫屋敷化(多頭飼い)してしまう問題!

この社会問題に今日は触れていきたいと思います。(そこまで大げさではないが・・・)

このお話は、高齢者と猫についての現状と課題、その解決策について僕の経験をもとにお話ししていく記事です。

ちょっとポジティブではない内容かもしれませんが、猫にまつわるストーリーで僕ならではの出来事を書けないかと思い、このテーマに決めました。最後までお付き合いいただければと思います。

そして猫を飼っている皆さんの何かの気づきになれば幸い(^^♪

本題の前に・・・LLACについて

まず最初にこの記事執筆のきっかけとなったNFTプロジェクトについて触れておきます。

LLACはフリーランスの学校を運営しているしゅうへいさん@shupeiman が発表したNFTプロジェクトです。

上が制作中のイラスト!めちゃくちゃかわいい(#^^#)

LLAC (Live Like A Cat)

「猫のように自由気ままに生きてみよう」がテーマのNFTプロジェクト。

22,222体のネコのNFT1枚あたり0.001ETH(約150〜200円)リリースは2022年12月28日キャラデザインはスーパークリエイターの猫森うむ子さん @umuco_digital

詳細はこれからのようですが、ものすごく楽しみなプロジェクトです!

もっと内容を知りたい方は以下のしゅうへいさんのnote記事を見ていただいたり、公式のDiscordサーバーに入っていただけると、より細かな情報が見れます。

しゅうへいさんのnoteはこちら

LLAC公式、Discordサーバーはこちら

にゃらティブ投稿はDiscordのコミュニティーで行われている企画なんです。

僕の経歴

次にこのお話をする僕はどんな人間なのかを説明しときます。

  • 地域包括支援センターの職員(お家で暮らしている高齢者の困りごとを解決できるように支援するところ)
  • 保有資格 介護福祉士 介護支援専門員 (要するに介護の仕事)
  • もともとは猫好き🐈 これまで3匹飼ったことあり。今は飼っていないが、また飼いたいな。

こんな経歴なもので・・・高齢者の生活を見させていただく場面が多くあって、猫と一緒に暮らしているお年寄りもたくさん見てきています。

高齢者にとって猫とは?

・一人暮らしや夫婦二人暮らしの世帯がかなり増えている(超高齢化社会、核家族化)
・自分の子供たちや親せきもあまりいなかったり遠方というパターンが多い
・さみしさから猫(ペット)を飼う人が多い。
・特に猫は思うように動けない高齢者に寄り添ってくれるので癒しとなる。

高齢者はペットを飼うことで心が癒され、本当の家族のように共に生活しています。

アニマルセラピーというのがあるほどですから、ペットと共に生活することは高齢者にとっても、生活のやりがいや生きがいにつながるのだと考えています。

高齢者と猫の現状は?

しかし高齢者が猫と共に生活するということは、デメリットもあります。

  • 体がまだ丈夫で動けるうちは適切に飼うことができている。
  • だんだんと体が不自由になり、自分のことで精いっぱいになってくる。
  • 飼っている猫の世話がおろそかに。
  • でもどうしようもなくなってしまい、そのまま放置。(せざるを得ない)
  • 猫の場合、餌を求めて野良猫がやってきたりしてその対処もできなったりする。
  • いつの間に子供を産んでしまい気づけば多頭飼いに・・・
  • 衛生面が劣悪になる(臭い、部屋が散らかる、猫屋敷&ゴミ屋敷になるケースも・・・)
  • 万が一本人が入院したり亡くなった後、家族、親族が対応に困る・・・

ちょっと極端な例かもしれませんが実際このような状態になる方もおられます。

そして最終的にその猫たちは保護施設などに収容されるケースも・・・

環境省のホームページで全国のデータがのっていました。

全国の保護犬、猫の収容数の推移です。

ペットをきちんと飼う意識の高まりや、制度や体制の整備がされてきているので、収容される数もだいぶ減ってはきているようですね。

他のデータも乗っていましたので興味があれば見てみてください ⇒ 環境省

僕が担当しているおじいちゃんの話

実際の写真(本人の了解を得て撮影、掲載させていただいています)

一人暮らし生活保護 病気もあるけど何とか自分で生活できる男性の方です。

介護サービスはヘルパーさんを利用しています。

もともと猫を2匹飼っていて、それなりにきちんと飼っていたが・・・

数か月後ヘルパーさんから「なんか猫が増えてきてます・・」との連絡にびっくりして訪問

いつの間にか野良猫が追加で2匹・・・🐈

本人に聞くと「野良にえさやってたら入り込むようになってきた」と・・・

このままでは猫屋敷になってしまうと話をするも本人はあっけらかんとしている

その数か月後にはその猫たちが子供を産んでしまい!合計7匹🐈(もっといたかも・・・)

ん-(;一_一)こんなこともありますね・・・

実際の写真(本人の了解を得て撮影、掲載させていただいてます)

幸い現在は子猫のほうが貰い手が見つかったりNPOの保護してくれる施設で里親を探してもらったりして今は元の2匹まで減りました。

ちょっと大変になりそうだったけど解決できてよかった!

まあ本人も悪気があったわけではないので、また今後も様子を見守ります(^^)/

高齢者と猫がともに生きていくための対策

・一人暮らしや夫婦二人暮らしなど後々困るであろう高齢者世帯を早期に発見。
・早期に関わりを持つことで猫が余計に増えていかないように見守り体制を整える。
・不妊治療や予防接種など適切な飼い方を理解してもらう。
・万が一のための里親や保護などの体制が地域にあるか確認しておく。
・飼っている高齢者ともよく話し合いを持つ。

これらのことは猫を飼うのであれば一般的な考え方で、当たり前かもしれません。

要は「猫(ペット)を飼うことは、共に生きていくことの決意と自覚を持つこと」が必要であるということ。高齢者においてはなおさらかもしれませんね。

おわりに

人間も猫も、いずれは歳をとって最後を迎えます。

僕は仕事柄そういう場面をたくさん見てきました。

人間はたとえ家族がいなくても、支援してくれる他の人間がいます(僕の仕事とか)

でも猫は歳をとったら他の猫が世話をすることはできません。

野良でない限りは人間が世話をするのです。

そのことを考えながら猫と共に生きていってほしい。

これは高齢者にかぎらず猫好きなあなたや僕も含めて、すべての動物好きの人にも言えること。

だってみんな歳をとって、いずれは体も不自由になるのだから。

高齢者にとっても猫にとっても、お互いにかけがえのないパートナーとして、支えあいながらちょっと飼い方に気をつけて、共に歳をとっていってほしいものです。

おしみゃい🐈

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