介護士の夜勤業務を解説【一人夜勤でも大丈夫?!】

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介護の仕事

こんにちは藤です(^^♪

頑張ってる介護士

介護士の仕事として、夜勤業務はつきものだけれども、施設によっては違いがあるの?一人夜勤とか不安かもしれない・・・

特に施設での勤務は夜勤業務が必須となってくる場合が多いかと思います

その中でもグループホームや小規模多機能事業所などでは一人夜勤という場合多いので、その点で不安に思われる方も多いのではないでしょうか

今回は、介護士として施設等に勤務する際の、夜勤業務について解説していきます

特に一人夜勤になる場合の体制や何を心がけて勤務すればいいかをまとめました!

この記事を読むことで、夜勤業務のことが理解できて、ちょっと安心して夜勤にのぞむことができますよ

自己紹介

 介護業界25年 介護のことならなんでもお任せ!

施設勤務は17年!

地域包括支援センターの主任介護支援専門員をしています

介護福祉士 介護支援専門員 の資格所有!

そもそも介護の夜勤業務ってどんなもの?

すでに介護施設などに勤務されてわかっている方も多いかとは思いますが、わからない方のためにもここでは、介護の夜勤業務について解説します

介護施設での夜勤業務

介護施設の代表的なものだと特別養護老人ホームや介護老人保健施設が思い出されるかと思います

施設の夜勤業務としては以下のようなものがありますね

  • 日勤者からの引継ぎ
  • 夕食の対応
  • 就寝の対応(排泄介助、着替え等)
  • 夜間の巡視
  • 随時ナースコールの対応
  • 朝の準備
  • 夜間帯の記録
  • 起床の対応(排泄介助、着替え等)
  • 朝食
  • 日勤者への引継ぎ
  • その他、施設で決められている業務や雑務

結構やることがたくさんありますね(;一_一)まあ施設だとこんなもんかなと

夜間帯は主に利用者さんの就寝の介助から寝ている間も巡視をしたりトイレやナースコールなどの対応がメインです

その他に雑務的なものも夜勤中に行うという施設は多いですね

小規模な施設での夜勤業務

小規模な施設というとグループホームや小規模多機能事業所などがあります

こちらの夜勤はというと、内容的には大きな施設とほぼ同じと言えます

基本的に夜間は利用者の就寝する対応と夜間の見守り、朝起きる時の対応がメインになりますのでここはやることは一緒になりますね

しかし、利用者の人数が大きな施設と比べて少ないため、夜勤の職員が1人に設定されていることが多いです

介護施設での夜勤は一人でもいいのか?

小規模の施設は1人で夜勤といいましたが「それはいいの?」「一人では不安!」「法律的にいいの?」と疑問や不安を抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まず、介護施設の夜勤人数は法律的にどうなのか?についてですが、夜勤人数については介護保険制度の中で基準が設けられています

例えば

・特別養護老人ホーム:利用者25人に対して 1人以上の配置
・介護老人保健施設:2人以上の介護職または看護職の配置
・ループーホーム:2ユニットごとに1名の介護職または看護職の配置
・小規模多機能事業所:1名以上の介護職、または看護職の配置

といったように、各施設によって基準が決められているわけですね

詳しい内容は厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準をご覧ください

ということは介護施設はいいとして、小規模の施設については基準としては1人の夜勤でも勤務して可能なわけですね

利用者の人数に合わせて職員の配置も決められているといったところでしょうか

なので、一人での夜勤については規定に反していなければ違法ではないのです

介護の夜勤のいいところ、悪いところ

夜勤の配置人数がわかったところで、次は夜勤をやることでのメリット、デメリットを解説します

介護士が夜勤をやることでのメリット

  • 単純に夜勤手当が入るのでその分給料がアップする
  • 夜間帯の利用者の様子や行動を把握できて、ケアが充実できる
  • 自身のスキルアップにつながる
  • 転職の時など、夜勤ができると有利になる

もちろん、いろんな事情で夜勤ができない人もいると思いますが、できる人にとってはこのようなメリットはあると考えられます

介護士が夜勤をやることでのデメリット

  • 体調を崩す可能性がある
  • 人数が少ない中での勤務なので対応が大変な時がある
  • 緊急時の対応をしなければならないので、責任が出てくる

夜勤のデメリットというよりかは、大変なところといったことですね

もちろん、勤務する以上は人数に限らず責任は出てきますからそれは肝に銘じなければいけません

介護の一人夜勤で気を付けるべきこと

では次に今回のテーマでもある、介護の一人夜勤について気を付けていくべきところをまとめていきす

初めて一人で夜勤に入る場合は、必ず何回か事前に他の慣れているスタッフの方と一緒に夜勤に入って、やり方を教えてくれるところがほとんどなので、その時にしっかりとやり方を覚えていきましょう

1人なので何かあった時の対応を覚えておく

もちろん、何かあったときに緊急連絡で、誰かを呼んで対応してもらうといったことはできるようになっていますが、その流れや動きは事前にしっかりと覚えておく必要があります

夜間はいつ何が起こるかわからない、特に利用者の急変などは夜間にも起こる可能性が十分あります

そんな時に慌てて対応が遅れてしまうということがないようにしたいですよね

体調には十分気を付ける

1人であるが故、自分の体調には特に気を付けていく必要があります

気分が悪いなかではきちんとした対応ができませんし、利用者に何かあった際にきちんとした対応ができませんので、なにより自身の体調は十分に気を付けたいところです

僕も夜勤中に体調が悪くなったことがあり、他の職員に自分の分までやってもらうことになってしまって迷惑をかけたことがあります

そうならないようにしたいですよね・・・

夜勤前にはよく寝ておく

1人での夜勤なので、休憩(仮眠)は随時取っていく形になります

事業所によって時間が決められているところもあると思いますが、1人なので利用者の対応などやることをやってから一息つく形になると思います

残念ながら、1人での夜勤はなかなか眠れないというのが実際のようです

利用者のことなど考えるとなかなか寝ていられないですよね

夜間に眠くならないよう、なるべくその前に十分休んでおくことは重要ですね

僕も、仮眠をとって寝過ごす・・・居眠りしてしまってナースコールをとれなかったなんてことをやらかしたことがあります(;一_一)

不安な部分は事前に確認しておく

最初に慣れている先輩職員と夜勤をして教えてもらいますが、その後1人で夜勤に入ると「あれ!ここどうするんだっけ?」ということになる場合があります

1~2回教えてもらっても覚えきれていないところは必ず出てくると思います

そんな時は事前に見直しておいてわからないところを聞いておきましょう

どうしてもわからないときは夜勤中に、管理者等に電話して聞くということになりますが、毎回は迷惑になってしまいますよね

そうならないように事前に確認しておきましょう

まとめ

介護士として仕事をするうえで、施設勤務となると夜勤業務はかならず行うことになる業務です

最初でもお話ししましたが、夜勤の体制が1人か2~3人かではやり方が違ってきます

その違いを把握することは重要であり、自分の生活状況、体の都合に合わせて、夜勤をするべきです

この記事を読んで、それぞれの夜勤体制の違いを理解したうえで自分に合った介護業務のやり方、職場を選んでいきましょう

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