OpenSea(オープンシー)でGAS代(手数料) が掛かる瞬間をすべて解説

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GAS代 NFT

NFT初心者
NFT初心者

OpenSeaでかかるGAS代(手数料)はどこで発生するの?怖い・・

そうでしょう、そうでしょう・・・僕もビビりながらやってました・・

こんにちは!ふじ(@fujisurf82)です(^^♪

普通のオークションや銀行でのお金のやり取りについては、手数料といっても日本円で数百円なのであまり気にならないとは思います。

しかしOpenSeaなどのブロックチェーン基盤で動いているNFTマーケットプレイスでは、取引のいろいろなところでGAS代(手数料)が掛かります。

取引しようと思ったらメタマスクが立ち上がってGAS代を請求されたことありますね・・・

ということで、今回はOpenSeaでGAS代が掛かる瞬間をすべて解説したいと思います。

この記事を読むことでOpenSeaの取引で、どこでGAS代が掛かるのかが理解できるので迷わず取引できるようになります。

では行ってみましょう!

なぜGAS代がかかるのか?

GAS代

イーサリアムは取引(トランザクション)のたびにGAS代がかかる仕組みになっています。

なぜかというとトランザクションをする時にマイニングがされ、その時の速度を速くすればするほど。または取引が多いほどマイニングが活発に行われGAS代が高くなるからなんです。(このGAS代はマイニングした人に配られます)

車を早く走らせるためにはそれなりの燃料が必要になりますよね。それと同じ。まさにGAS代W

WETH変換10

上がGAS代、下がNFTや仮想通貨との合計金額です。

これは今のところのイーサリアムのシステムなので避けては通れないんですね。

なのでイーサリアムを基軸チェーンとしているOpenSeaでは取引のたびにGAS代がかかるわけです。

(ちなみにこの仕組みが変わるかもしれないといわれており、それが2022の今年に実装される可能性があるそうです。期待して待ちたいですね(^^)/)

GAS代は日時によって変動する?!

GAS代

後でも解説しますが、GAS代は日時によって変動します。

これは世界で行われている取引に応じてマイニングも活発になったり落ち着いたりするからです。

いつ変動するのか見たいときは?

その時々の取り引きの際に、その都度メタマスクが立ち上がるのでその時に確認することができますが・・・こちらをご覧ください。

GAS代

こちらはGasNowという現在のGAS代や今までの推移がわかるサイト

曜日や時間によってどのくらいGAS代が掛かっているのかがわかります

超便利!ちなみに赤枠の赤が濃いところが一番高かった時のようです。

  • 色が濃い時間帯はGAS代が高い
  • 色が薄い時間帯はGAS代が安い

この図だと週の初めの夕方あたりが一番落ち着いていてGAS代もそれほどかからない印象ですね。

画像では少し見にくいですが、サイトを見ていただくとわかりやすく見れますよ。

取り引きの量や速さでGAS代が変動することを覚えておきましょう。

ETHのGAS代を確認する方法

もう一つのサイトをご紹介します

ETHGASステーションというサイトですが、こちらでもETHのGAS代が今どのくらいなのか確認できます。

GAS代

左からFAST(一番早い) STANDARD(まあまあ早い) SAFE LOW(遅い) といった感じで、3段階で速さを確認できます。

赤枠の数字が高ければ高いほどGAS代が高い状況です。

この画像の時(見にくいかもしれませんが・・)は一番早いトランザクションでも37なので安いほうです。

  • 30~100 安い (だいたい1000円から3000円くらい)
  • 150~300以上 高い (4000円~15000円以上!)

こんな感じの数字の見方で判断するいいと思います。

OpenSeaでGAS代が掛かる瞬間をそれぞれ解説

ポリゴン

ここからはGAS代のかかる瞬間を1つずつ解説していきます。GAS代がかかる場面は大きく3つです。

  1. NFTを購入する場面
  2. NFTを出品する(売りに出す)場面
  3. ETHをWallet内で移動させる場面

1つずつ解説していきましょう。

NFTを購入する場面

  • NFTの購入
  • ETHをWETHへ変換
  • オークションで入札申請
  • オファーをキャンセル

NFTを購入する時(イーサリアムのみ)

イーサリアム版のNFTを固定価格(BuyNouというやつ)で購入する時には必ずGAS代が掛かります。イーサリアム版のNFTはこのGAS代込みでの価格という意識は大事ですね。

ETHからWETHへ変換する時

NFTをオークションで取引する時にはETHをWETHに変換なければなりません。

その記事は別で書いてますのでこちらをご覧ください

記事内でも解説していますが、ETHをWETHに変換する(スワップする)のもトランザクションになりますので、GAS代が発生するんですね。

オークションで入札申請する時

そしてそのWETHを使用して入札する時もGAS代が・・・そう・・オークションをするときはそれなりの資金がないと難しいのです。

オファーをキャンセルする時

NFTを購入するもう一つの方法でオファーがあります。イーサリアムのオファーでもWETHを使うのですが、一度自分がオファーを出して、これをキャンセルするのにもGAS代がかかるのです。

オファーする時点でかなり配慮してやらないとこれまた損してしまいますね。気をつけましょう。

NFTを出品する場面

  • オークションで出品する
  • オークションをキャンセルする
  • 自分で作った作品を最初に出品する
  • NFTのメタデータをIPFSに変換する
  • オファーを受け入れる
  • NFTを固定価格で出品するのをキャンセルする時

オークションで出品する

自分の持っているNFTをオークションで出品する時にGAS代が掛かります。

きちんと見定めてオークションに出しましょう。

オークションをキャンセルする

自分でオークションを設定したけど、やっぱりキャンセルする。というときにもかかってしまいます。

オークションする時は慎重に生きたいところですよね・・・

作品を最初に出品する

これは自分でNFTを作成して出品する場合なのですが、最初に出品する時だけGAS代が掛かります。

入会金のようなものでしょうか?

自分で出品する時は準備しましょう。

NFTのメタデータをIPFSに変換する

IPFSとは分散型サーバーのこと

メタデータとは、データについてのデータのこと

自分のNFTを作成してその画像やデータをすべて分散化して記録したい場合(これをすることでNFTが安全かつ完全に保存ができる)に設定できるのですが、この設定をしたい場合は作成時にGAS代が掛かります。

オファーを受け入れる

自分のNFTにオファーが来て、それを受け入れる時にもGAS代が掛かります。

オファー来ると嬉しいのですが、しっかりと考えて取引したいですね。

作品の固定価格をキャンセルする

一度固定価格で売りに出してそれをキャンセルする時もGAS代が掛かります。

何度もやり直しするとそれだけかかってしまいますので十分考えて価格設定す必要がありますね。

GiveawayでNFTをエアドロップする

自分の持っているNFTや作成したNFTを他の人にエアドロップ(プレゼント)する場合ですね

自分のコレクションなんかを宣伝したいときなどにエアドロップは活用されるので、そんな時にもGAS代には注意しましょう。

ETHをWollet内で移す場面

これはどういうことか?

すでにOpenSeaを触っている方はこうなっている方が多いと思いますが自分のWollet内でイーサリアムのETHとポリゴンのETHで分けている場合があります。

ポリゴンについてわからない方はこちらの記事をご覧ください!

ETH

画像下の赤枠ですね。 

例えばこれを日本円に換金したいとき、ポリゴンETHから直で日本円にはできないので、一度イーサリアムETHへ戻さないと(ブリッジ)いけないのです。

その作業をするとGAS代がかかるんですね・・・

ちなみに言うと、Wolletから取引所に移す際にも手数料が掛かりますよ。

その逆も取引所のほうで手数料かかります。

とにかく移動の時も気を付けてやらないとですね。

ETHのGAS代を安くする方法

ETH

具体的には以下の2つ

  1. 時期を見定める
  2. Walletの署名をする際に待つ

時期を見定める

その取引が急ぎでなければこの方法は有効です

上で解説したGAS代の変動。曜日や時間で変動するとお話ししました。

このことを逆に利用して、日時を見定めて取引ことでGAS代を安く押さえることができます。

欲しいNFTがあって、購入もそんなに急がなくてもいい場合はその曜日を狙って取引するというのも手です。

Walletの署名をするときに待つ

これは僕もよく使います(^^)/

取引する時にGAS代を含めて支払をするときは必ずメタマスクなど、つないでいるWolletが立ち会がりGAS代含めたNFTの金額等を提示され、署名を求められます。

署名をクリックすれば取引成立なのですが、その前にこの画面で少し待ちましょう。

ほんの数秒でもGAS代は変動していきます。メタマスクが立ち上がった状態で少し待つとGAS代のところが変動していくのがわかります。

GAS代

メタマスクが立ち上がりGAS代込みの価格が表示されます。

ここで確認をクリックすれば成立なんですが、「ガス代見積もり」のところを見ながら待ちます。

GAS代

すると・・・

GAS代が下がりました!このタイミングで確認をクリックすれば最初より安く(この時は2000円くらい!?)購入することができます

注意なんですが、この画像では下がりましたが、上がる可能性も十分にあります。よくタイミングを見計らってください。

僕は下がるまで15分くらい待ってたこともありますW

まとめ

Opensea
  • GAS代は現状のイーサリアムではマイニングを行うために必要な手数料
  • GAS代は日時によって変動するため、専用のサイトなどで確認して取引しないと高額になってしまう
  • 購入する時、出品する時それぞれでGAS代が発生するのでそのタイミングなど把握しよう
  • トランザクションの前にリアルタイムで変動するGAS代を見て安くなるのを待つのも安くする一つの手

いかがでしたでしょうか。上記で説明したようにGAS代は現状ではかならず必要になってくるもの。イーサリアムの仕組みが改善されてくるようですが、それを待つ間はGAS代を支払いながら取引するようになります。

それでも今回お話したGAS代の知識をもって取り組めば多少GAS代を安くおさえてNFTを購入することができると思います。

さあ!GAS代のことがわかればあとはNFTを購入するだけ!早速OpenSeaでNFTを購入しましょう!

まだOpenSeaの使い方に慣れていなかったり、そもそも仮想通貨を持っていないというあなた!

この記事を読めば手順がわかります!

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